【セキュリティーソフト】カスペルスキーってぶっちゃけどうなの? いいの? 悪いの?【PR】

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今回はカスペルスキーというセキュリティソフトを取り上げます。

みなさんはどんなセキュリティーツール(もしくはアンチウイルス)をお使いでしょうか?

筆者はMcAfeeを使用しています。もともと購入したPCについていたということもあるのですが、McAfee自体はサラリーマン時代に業務用のPCにインストールされており馴染みがあったというのが一番の理由です。

カスペルスキーはロシアの会社ということもあり「使うのが怖い」といった先入観を持っていました。ところが、なんと筆者の家内がカスペルスキーが好きで使っておりました!もしも、危険性があるのなら、しっかり調べて説得せねばなりません!

この記事を読んでくださった方のために割引クーポンの情報もありますので最後まで読んでいってくださいね。

機能説明

カスペルスキーのページには次のように書かれています。

お子様を保護する、ゲームを安全にプレイする、あるいはオンラインバンキングを安全に使用するなど、どのようなご要望でも、新しいカスペルスキープランならお客様のデジタルライフをあらゆる側面から安全かつ確実に保護します。

  • 完全な保護マルウェアやウイルス、ランサムウェアやスパイアプリまで、すべてをブロック – 常に完全に保護されます。
  • 完全なコントロールパスワード、コンテンツ、オンラインアクティビティを秘密にしておきたいですか?カスペルスキーのVPNやパスワードマネージャーなどのツールを使ってコントロールできます。
  • 優れたパフォーマンスコンピューターがスムーズに動き、中断されることがないので、オンラインショッピングからゲームまであらゆることを楽しめます。
引用:カスペルスキー

これを見る限り他のセキュリティーソフトと大きな違いはないようですが、

カスペルスキーが「年間優秀製品」を受賞

欧州の大手テスト機関AV-Comparativesが実施した一連の厳格なテストの結果、当社は他の14製品を抑え、最上位を受賞しました。

今回の受賞は、マルウェア検知、標的型攻撃対策、システムパフォーマンスへの影響などのカテゴリにおける卓越した結果が評価されたものです。

引用元:ホームコンピューター、モバイルセキュリティソフトウェア- カスペルスキー | カスペルスキー (kaspersky.co.jp)

ということです。これはなかなか期待できそうです。

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これだけでは信用できないので、Windowsの体験版を入れて試してみることにしました。なお、体験版は使用期間1ヵ月という制限はあるものの機能はプレミアム(最上位)を使用することができました。

お時間のない方は「まとめ」まで飛んでくださいね。

インストール

インストールするとバックグラウンドで各種スキャンが一斉に動きだします。特にシステムの動作が重くなるといったことはありませんでした。

左側のメニューにはホーム画面以外に各機能(セキュリティー、パフォーマンス、プライバシー、個人情報、スマートホーム)がきちんと分類されており、一見してわかりやすいです。

各機能を見てみましょう

セキュリティー

おなじみの機能とちょっと見慣れない機能があります。

  • スキャン
  • 定義データベースのアップデート
  • 侵入防止
  • 脆(ぜい)弱性スキャン
  • ネットワークモニタ

スキャン

スキャンの種類としては簡易スキャン、完全スキャン、カスタムスキャンがあり、スキャン範囲を選択することができます。完全スキャンは時間がかかるため、終了後のアクションも指定することができます。デフォルトでは「コンピュータをシャットダウンしない」になっていますが、シャットダウン、スリープ、再起動など指定することができます。

これに加えてインスタントスキャンというものがあり、ファイルあるいはフォルダーを選択して右クリックのメニューからも簡単にスキャンを行なうことができます。

これらのスキャンは手動で行うように初期設定されていますが、必要に応じてスケジュールをすることもできます。各スキャンの設定の中に「スキャンのスケジュール」の設定があるのでそこから変更可能です。

スケジュールの選択肢は豊富ですが、時刻指定ですとその時間にPCに電源が入っていなくてはならず現実的ではありません。「起動後」もしくは「アップデート後」がよいのではないでしょうか。

侵入防止

インストールされているアプリケーションを自動的に4つの種類(信頼済み、弱い制限付き、強い制限付き、ブロック)に分類して機能制限をかけてくれます。簡単に言うと素性のわからないアプリケーションは無条件の実行を許可しないということです。

筆者のPCでは「弱い制限付き」にいくつかひっかかりましたが、すべて素性がわかっているものですので、そういったものは自分で信頼済みに移動させることができます。

これはいわゆるホワイトリスティング方式と呼ばれているもので、既知の定義ファイルに基づいたブラックリスティング方式より安全だと言われています。

脆弱性スキャン

市販のセキュリティーソフトで脆弱性スキャンを備えているものがあることに驚きました。詳細な内容まではソフト上で確認はできませんが、一般的には米国のMITRE社で管理登録されているCVE(脆弱性を識別するための共通脆弱性識別子)データベースと照合して、脆弱性を持っているバージョンのアプリケーション(含むOS)が使用されている場合に警告を出してくれるものになります。

なお、その性格上、自動的に修復や更新はされないのでその後のアクションについては手動で削除するなり、更新することになります。

ネットワークモニター

こちらは現在、インターネット上のサーバーなどと送受信しているアプリケーションをリストしてくれるものです。

筆者のPCでは多くのアプリケーションが外部と通信をしており愕然としました。例えば、Edgeは実際にブラウザを開いているので納得できるのですが、Microsoft Outlookなど使用している覚えのないものが出てきました。最近ではユーザー情報を無断で収集しているなどの記事を見かけたりするので不安を感じます。

ネットワークモニターでは外部との通信を一時的にブロックすることができます。不安に思ったらいったんブロックして様子を見たほうがよいかもしれませんね。

パフォーマンス

パフォーマンスについてはもはやセキュリティというよりWindowsのユーティリティー的な機能が多く含まれていました。

  • コンピューターの処理速度を向上
  • 空き容量を確保

その中で印象的だったのはアプリケーションアップデーターという機能で、最初にインストールしたときに2つほどアプリケーションのアップデートがあるよと警告を出してくれました。自分で入れたオープンソースのアプリケーションだったのですが、ここからアップデートを行なうことができました。WindowsのUpdateではカバーされない部分なのでこれはとてもありがたい機能です。

プライバシー

プライバシーの中には以下の機能があります。

  • カスペルスキーVPN
  • データ流出チェッカー
  • Webトラッキング禁止
  • ネット決済保護
  • パスワードセーフ
  • Webカメラとマイクの管理
  • ストーカーウェア検知

この中でVPNとパスワードセーフについては別のアプリケーションになりますがカスペルスキーのプラス、プレミアムには標準で含まれています。

カスペルスキーVPN

カスペルスキーVPNを起動すると簡単にVPNのON/OFFを設定することができます。

VPNサーバーも通常は「最速」(自分の住んでいる国。地域)を選んでおけばいいのですが、例えば海外から日本にアクセスしたい場合など、アクセス先にあわせてサーバーを設定することができます。

パスワードマネージャー

パスワードマネージャーをインストールすると最初にメインパスワード(所謂マスターパスワード)の設定する必要があります。他のパスワードマネージャー同様、メインパスワードを忘れるとせっかく登録したパスワードデータを失うことになってしまうため注意が必要です。

そのあとはクイック設定の順番に従って設定を行なっていけば使用できるようになります。

インポートについては他のパスワードマネジャーからエキスポートされたCSVファイルを読み込むことができますが、エキスポートについてはテキストファイルへの出力のみでCSV形式がサポートされていないのでこの点は注意が必要です。万が一の場合のバックアップをとることはでき、バックアップから復元することは可能です。

上記に加えて、

  • 広告のブロック
  • データの保護

などの機能があります。

個人情報

個人情報については

  • 身分証ウォレット・・・パスワードマネージャーにドキュメントを保管できる
  • リモートアクセス検知・・・外部からアクセスを検知できる
  • 個人情報盗難チェック・・・電話番号を登録することで情報が漏洩していないかチェックできる

になりますが、いずれもプレミアム固有の機能になります。

スマートホームモニター

スマートホームモニターもプレミアム固有の機能になります。

家庭内LANに接続されている端末がリストアップされるので、外部から不正に接続されているものがないかどうか確認することができます。識別できないものについては下記のように「不明な端末」と表示されるので、その端末が家庭内にあるものなのかをチェックしてもし万が一そうでない場合にはブロックすることができます。

ライセンス

ライセンスは3種類(スタンダード、プラス、プレミアム)があります。各ライセンスの違いはカスペルスキーのサイトを参照してください。

ライセンス料ですが、初回購入価格というのがあり初回は割引されるようです。

インストール台数と契約年数の組み合わせが何種類か用意されているので自分の環境にあったライセンスを選択することができます。

まとめ

ここまでざっと機能を紹介してきましたが、筆者なりの評価をまとめてみます。

良い点

  • マルウェア対策として豊富な対策が施されており細かい設定を行わなくて安心してPCを使用することができる
  • セキュリティ機能以外にもPCを快適に使うための機能が豊富にある
  • ユーザーインターフェースがきれいに分類されていてわかりやすい

残念な点

  • パスワードマネージャーでCSV形式のエキスポートができない。

お勧め度

これだけの機能を備えていることを考えるとお勧め度はとても高いです。

ロシアの企業として不安を感じていましたが、セキュリティーという観点ではとてもしっかりした企業であると感じました。その理由として

一例ですが、カスペルスキーのパスワードマネージャーをインストール時に個人情報保護に関する同意を3回も求められます。今までたくさんのパスワードマネージャーを試してきましたが同種の同意を求められたことはありません。逆にそちらのほうが怖くないですか?

すでに何らかのソフトをお使いの場合に、乗り換えたほうがいいのかどうかは一概に言えません。しかし、ライセンスのバリエーションも多いので、契約更新時に比較検討してみてもいいのではないでしょうか。

筆者も心が揺れています(笑)。家内にライセンスちょうだい?と言ったらすでに5つ使っているからダメと言われました。。。

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