【徹底レビュー】お勧めのVPNはどれだ!NordVPN編【PR】
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このところ、SNSやネットの記事で NordVPN というソフトを目にすることがあります。名前からするとVPNのソフトのようなのですがどんなソフトなのでしょうか?
ホームページをチェックしてみたところ以下のような機能を持っているようです。
- ダウンロードファイルのマルウェアをスキャン
- 悪質なサイトをブロック
- 迷惑な追跡の停止
- 迷惑な広告を隠す
- 個人情報が漏えいした際に警告を受信
- すべてのデバイスで簡単に使用(最大6台)
なるほど、VPNというよりはセキュリティソフトの一種のようです。
この記事では、実際に NordVPN を使用してみて、各機能がどういったものなのか、他のソフトと比べてどのような特徴があるのかを紹介していきます。
体験版や無料版はありませんが、30日間返金保証があるので Windows版を購入して、使用後にきちんと返金してもらいました。体験をしてみたい方は実際に使用してみることをお勧めします。
インストールしてみて知ったのですが、どうやら NordVPN というのは
- NordVPN
- NordPass
- NordLocker
という3つのソフトで構成されているようです。
すぐに体験してみたい方はこちら=>NordVPN
Contents
NordVPN
NordVPN には4つのメニューがあり、VPN以外の機能があることがわかります。
- VPN
- 脅威対策
- メッシュネットワーク
- ダークウェブモニタリング
VPN
NordVPN をインストールすると自動的に最適なサーバーが選択されてVPN接続されました!サーバーのロケーションが地図上に表示されるのでわかりやすいですね。
通常は最適なサーバーが自動的に選択されるのですが、特定の国のサーバーを選択することもできます。海外から日本のサーバーに接続したい場合などが主な用途になります。
見ていただくとわかりますが、表記が英語になっています。これは、Settings(設定)の中のGeneral(一般)にLanguage(言語)の設定があり、Englishが設定されているためです。
Englishを日本語に変更すると表記が日本語に変わります。ソフトの再起動は必要ありません。
VPNの部分も表記が日本語に変わっています。
脅威対策
脅威対策として
- Webプロテクション
- ファイルの保護
という機能があります。
これらがいわゆるセキュリティーソフトのアンチマルウェア機能に相当しています。
Webプロテクション
Webプロテクションの詳細な設定は下記のようになっています。初期設定ではすべてONになってました。なお、意図せずブロックされてしまったウェブサイトを例外として除外することもできるようになっています。
ファイルの保護
ファイルの保護のうちクラウドベースの脅威検知は初期設定ではOFFになっています。疑わしいファイルをクラウドにアップロードして高度な検知を行なうための機能のようですが、不安であればOFFのままでかまわないでしょう。
メッシュネットワーク
インターネットとの通信はVPNを用いて安全な方法で接続されますが、家庭内のLAN内に接続された機器間の通信はVPNが用いられません。このメッシュネットワークというのはそれらも同様にVPNで通信するようにするもののようです。初期状態ではOFFになっています。
この機能を有効にするためには、通信を行なう相手機器にもNordVPNをインストールしておく必要がありますが、ユニークな機能ではないでしょうか。
ダークウェブモニタリング
ダークウェブモニタリングは個人情報がいわゆるダークウェブに流出していないかをチェックする機能です。標準でONになっています。
ここで NordPass の機能とリンクされています。
NordPass
NordPass をインストールする際には、他のパスワード管理ソフト同様にマスターパスワードを決める必要があります。
最初の方のステップではウェブ版の NordPassで設定を行なっていきますが、一通り終わるとアプリ版のNordPass が立ち上がるようになります。
いち早くPasskeyの対応もされていますね。
NordPass 同様に英語表記になっています。設定画面で変更できるでしょうか?
こちらが設定画面になります。Languageで日本語に変更しようとしたのですが日本語の選択肢がありませんでした。
ここでWindows HelloをONにしておきます。これでアンロック時にマスターパスワードを入れる必要がなくなります。
また、MFA(2段階認証)もONにして筆者が普段使用しているAuthenticatorを選択して登録しました。なお、MFAはNordPassを起動するときではなくて、Nord Accountにログインするときも追加認証用になります。
最後に、マスターパスワードを忘れてしまった時のために忘れずにRecovery Codeを入手しておきます。
Recovery CodeはPDFのドキュメントとしてダウンロードすることができるので安全な場所に保存しておきましょう。PDFファイルはこんなフォーマットになっています。
インポート
まずはパスワードをブラウザあるいは他のパスワードマネージャーからインポートします。
どちらもは主だったにものはサポートされているようです。これ以外のものでもOtherからCSVフォーマットでインポートすることができるようです。
インポートが終了するとパスワード情報が表示されます。
ブラウザーの拡張機能の方はこんな感じになります。検索だけでなく編集や追加もできるようです。
なお、サブドメインのサポートおよび自動ログインはサポートされていません。サブドメインのサイトにログインする際には複数の候補が表示されるのでそこから適切なものを選ぶ必要があります。
エキスポート
エキスポートはCSVフォーマットでのみ可能です。従ってエキスポートしたファイルは安全な場所に保管しておく必要があります。
マスターパスワードを忘れた場合
万が一マスターパスワードを忘れてしまった場合には入力画面の下にある「Forgot Master Password」を押すことでリカバリープロセスに入ります。
ここで必要になるのは前述したRecovery Codeです。次の画面でRecovery Codeを入力してContinueを押します。Recovery CodeはPDFのファイルからコピペができます。
そうすると新しいマスターパスワードの入力画面になりますので入力してContinueを押します。
確認のため、再度マスターパスワードの入力をしてContinueを押します。
そうするとNordPass のアプリが立ち上がりました。
あら不思議、パスワード情報が全部残っています。
NordLocker
NordLockerは暗号化されたクラウドストレージです。
Premium版と無料版があり、違いは容量とサポートです。
はじめに暗号化するためのキーを入力します。
次にキーを忘れてしまった時のためのリカバーキーが表示されますのでダウンロードして安全な場所に保管しておきます。
最初は何も入っていませんので新しいフォルダーを作成すると下記のようにファイルを追加できるようになります。サイズは小さいですが無料版があるのはうれしいですね。
NordVPN の速度は速い?遅い?
NordVPNに限りませんが、VPNはサーバーとの物理的距離、通信の暗号化および複合化などにより、VPNを使わない場合と比べて、どうしてもネットワークスピードの劣化が生じます。
NordVPNの場合は、VPN OFF/ONでどのくらいネットワーク速度に影響があるのか筆者の家のLANで調べてみました。
測定条件
- 測定ツール ブロードバンドスピードテスト
- 測定方法:5回測定してその平均値
- PC: AMD Ryzen 7 1700 8-core , 3.00GHz, 16GB Memory
- LAN: Intel(R) I211 Gigabit Network Connection
- Windows OS:Windows 11 22H2
- NordVPN Version: 7.9.6.0
測定結果
VPN | ダウンロード速度 (Mb/s) | アップロード速度(Mb/s) |
---|---|---|
OFF | 91.63 | 9.36 |
ON | 86.35 (-6%) | 9.18 (-2%) |
VPNをONにすることで若干のスピードの低下が見られますが気になるものではありません。
なお、VPNの設定とは関係なくネットワークスピードにある程度のばらつきが出てきてしまうため、この結果はあくまでご参考程度とお考え下さい。しかし、我が家のネット遅いですね。。
ライセンス
NordVPN のライセンスは下記のようになっています。
2年プラン、1年プラン、1カ月プランがあり、長期割引が適用されるので2年プランが一番お得になります。
ベーシック、プラス、コンプリートプランの違いは下記のようになっています。
機能 | ベーシック | プラス | コンプリート |
---|---|---|---|
SailyのeSIMデータギフト(期間限定!) | 1GB | 3GB | 10GB |
安全かつ高速なVPN | 〇 | 〇 | 〇 |
一度に10台のデバイスを保護 | 〇 | 〇 | 〇 |
マルウェア保護 | X | 〇 | 〇 |
トラッカーと 広告ブロッカー | X | 〇 | 〇 |
クロスプラットフォーム対応のパスワー ド管理アプリ | X | 〇 | 〇 |
情報漏えいスキャナー | X | 〇 | 〇 |
1TBの暗号化されたクラウドストレージ | X | X | 〇 |
今なら、2年プランを購入すると、旅行者向けのグローバル eSIMアプリ「Saily」のモバイルデータが特典として、無料で付与されますよ!
まとめ
ここまで NordVPN の機能の紹介をざっとしてきましたが、筆者なりのまとめをしてみます。
良い点
- 接続できるサーバーの数が多く、より近くのサーバーに接続できるので速度面でのメリットが大きい。日本だけでも東京と大阪の2か所にサーバーがあります。
- 必要最小限のマルウェア対策がコンパクトにまとまっている。
- (良し悪しありそうですが)NordPassの マスターパスワードを忘れてもPassword情報が消えない。
残念な点
- NordPass が日本語化されていない。
セキュリティーソフトはたくさんありますが、すでになにかしらかのものをお使いの方も多いでしょう。現在使っているものが重くて困る、あるいは無料版のサポートのないものを使っているといった方には NordVPN のスタンダードプランはお勧めできます。
パスワードマネージャーについては将来的に日本語化されるのであれば検討の価値はありそうです。
今すぐチェック=>NordVPN